「ゴンドウトモヒコ」2026年5月〜2027年3月、美学校にてDAW講座「サウンド・ポートレート・ラボ〜自分らしさを音で描く、作曲と表現のあいだで〜」講師に就任
「サウンド・ポートレート・ラボ〜自分らしさを音で描く、作曲と表現のあいだで〜講師:ゴンドウトモヒコ」
定員 :受講生12名/聴講生10名
期間:2026年5月〜2027年3月
日時:第1・第3金曜日 19:00~21:30(中間発表会・成果発表ライヴは除く)
学費:170,500円(受講生)/100,100円(聴講生)+教程維持費:11,000円(年額)
形式:対面(受講生)/オンライン(聴講生)
開催教室:美学校本校+外部スタジオ
https://bigakko.jp/course_guide/dtm/portraitlab
音楽を“描く”ように作る
この講座では、単なる技術習得ではなく、「自分の感覚や記憶を音で表現する」ことを目的としています。
カセットデッキによるピンポン録音やサンプリング実習など、アナログとデジタルを行き来しながら、音楽の原点である“聴く・録る・混ぜる”体験を重ねていきます。
前期は素材や偶然性を通して「音の自画像」を描き、後期は他者とのコラボレーションやライブ発表を通して「音の風景」を構築します。
作曲・DTM経験者を対象に、作品講評、実技実習、聴講を交えながら、年間を通じて創作と発見のサイクルを育てていきます。
講師・ゴンドウトモヒコより
音楽を作ることは、自分を聴くことでもある。
どんなにテクノロジーが進んでも、「音を鳴らす行為」にはその人自身の癖、感情、呼吸が宿る。
本講座では、そうした“自分らしさ”を発見するための方法を探ります。
アナログ録音からサンプリング、即興演奏、AIとの共作まで、あらゆるアプローチを通して「音で描くこと」を体験していきます。
大切なのは完成度ではなく、音を通して世界を感じる感性です。
制約の中で生まれる偶然、他者との対話、音の間にある沈黙──それらすべてが音楽です。
この講座で、あなたの中に眠る“音のかたち”を見つけてください。
授業内容
【前期:音の記憶を掘る ― 聴く・録る・混ぜる】
1:5月15日 オリエンテーション
短い自作音源を持参し、音楽観を共有する。
ゴンドウ作品のセッションなど公開。
2:6月05日 ピンポン録音再訪 ― 制約が生む発明
講師の宅録の原点であるカセットデッキでの多重録音を実体験。
アナログ的手ざわりを再発見。
3:6月19日 身の回りの音を楽器に ― サンプリング実習①
環境音を素材として録音・整音・配置する。
例:冷蔵庫の音→ベース、チャイム→コード。
4:7月03日 素材から曲を描く ― サンプリング実習②
受講生同士で録音素材を交換し、他人の聴覚を借りて作曲。
5:7月17日 DAW上でのコラージュ術
音の配置・間の扱いによる空間表現。DPで実演。
エフェクターの使い方 空間系、モジュレーション系→効果を試す
6:8月07日 拍と無拍 ― リズムの自由研究
クリックを外した音楽づくり。呼吸や歩行をリズム源に。
ゴンドウトモヒコsolo Euphobia系の曲参考
7:8月17日 コード進行の感情学
和声の意味ではなく「気配」としての和音を体感する。
8:9月04日 プロジェクトファイル解体ショー①
実際のゴンドウ作品を開き、トラック構成や処理を解説。
9:9月18日 自由制作週間 ― “音のスケッチブック”提出
短い小品(1分×3つ)を制作・共有。
10:10月02日 偶然の作曲法 ― ルールを外す演習
サイコロ作曲、無作為編集、AIとの共作など。
ジョンケージの説明、その他実験音楽の時代背景
11:10月17日(土) 中間発表会:サンプル素材による作品発表
講評とディスカッションを交えた共有会。
鈴木博文さんの講座「歌う言葉、歌われる文字」
【後期:音の風景を描く ― 構成・コラボ・発表】
12:11月06日 声とノイズ ― 言葉にならない音の表現
ボイスメモやノイズを構築素材として扱う。
ノイズ音楽の説明、背景
13:11月20日 ジャンル横断セッション①(ゲスト回)
ギタリストや映像作家などを招き、即興・共作体験(要相談)
14:12月04日 情景を描く ― サウンドスケープ作曲
架空の場所や時間をテーマにした作曲実習。
15:12月18日 構成と編集 ― “2分で世界を作る”
短い時間で印象的な構成を設計する技法を学ぶ。
CM,劇伴の世界など
16:1月15日 プロジェクトファイル解体ショー②
進行中の作品を題材に、制作途中の思考を共有。
17:2月05日 聴く力を育てる ― 批評と自己分析
他人の作品を聴き、言葉で分析・共有。
18:2月19日 ジャンル横断セッション②(受講生コラボ)
ペア・トリオ制作を実施し、即興性と構成力を磨く。
19:3月05日 最終制作・準備回
発表ライヴのセットアップとミックス調整。
ライヴの機材のセットアップ例 ライブの仕方(イヤモニ使用時)など
20:3月13日(土) 成果発表ライブ「描くように鳴らす」
ライヴ形式での最終発表会。録音・アーカイブ予定。
湯島Music Bar道4th使用
「受講生」と「聴講生」を選択して参加することができます
■受講生(現地参加)
対面授業でじっくり受講可能なコースです。
・課題に取り組むことができる
・スタジオ実習に参加できる(隔月に1回実施予定)
・講師から直接の添削やアドバイスを受けられる
・講座内容に深く関わりながら、実践的にスキルを伸ばしたい方向け
参加条件:
DAWを用いて自分の楽曲を完成させたことがある方(クオリティは不問)/神保町の美学校本校で受講可能な方
■聴講生(オンライン参加)
安価でオンライン授業を聴講いただけるコースです。
・課題制作はなし
・スタジオ実習の模様は後日アーカイブで視聴
・自分のペースで学びたい方、まず雰囲気を知りたい方向け
参加条件:
特になし